ルーレット族

交通事故事業部に最近、多く寄せられる問い合わせの中に、ルーレット族に関するものがあります。

ルーレット族とは、深夜の首都高速を法定速度を大幅に違反して、ぐるぐると周回し、速度違反を繰り返す
スピード狂ドライバーの事を言います。多くは自家用車を改造し、仲間と連携して、取り締まりを回避します。

オービスの位置を把握しているので、その前では法定速度を守り、それ以外の場所では暴走を行います。
一般道で集団で示威行為を行う暴走族とは異なり、ルーレット族はスピードを出すことに心血を注ぎます。
この違反を取り締まるには、現行犯で逮捕する以外に難しく、これに巻き込まれる一般ドライバーが絶えません。

 一般の運転者がこれらの行為に巻き込まれて事故に遭う場合があります。そのような場合に、個人で賠償請求を行うのは
極めて難しいため、やはり専門的な知識を持った弁護士に依頼すべきでしょう。